
今回は2022年1月の運用実績を紹介します!
1月は年明け早々、米国株式相場に大暴落がきましたね。毎日チャートを眺めて気が気ではなかった方もいるのではないでしょうか?
楽天VTIの直近3か月のチャートを見てみると、10%以上下落していることが分かります。
2月に入って少し反発してきていますが、下落傾向は今後も続く可能性が高いのでチャートの動きは要注目です。


暴落原因についてはこちらの章で深掘りしています。
わが家では米国インデックスを中心に積立投資しています。15万円/月のペースで積立しており、2022年1月現在の積立額は190万円です。
インデックス:日本語で「株価指数」のこと。大きなくくりで株価の値動きを確認できる平均的な指標。日経平均⇒日本の上場企業の値動きの平均値、ダウ平均⇒アメリカ上場企業の値動きの平均値。
わが家の投資方針は「長期積立投資で利益を出す」です。達成のためのポイントは以下の2点と考えています。
①経済的な成長の期待できる米国株投資
②手数料安いインデックスファンド投資
①アメリカは今後も経済成長し、企業の成長も期待できるため株価も伸びていきます。根拠はこちらの記事を参照ください。
②投資信託は大きく分けるとインデックスファンドとアクティブファンドの2種類があり、インデックスファンドの方が手数料が安いです。
・インデックスファンド:指数(S&P500、日経平均等)と同じ値動きを目指した“受け身”の運用方針
⇒手数料は安い
・アクティブファンド:指数を上回る結果を出す為に、ファンドマネージャーやアナリストが“攻め”の運用を実施
⇒手数料が高い

米国インデックスへの積立投資やってみませんか?詳細銘柄は次の章をご覧ください。
①わが家のポートフォリオ

銘柄、積立金額
銘柄、月の積立金額、口座種類を以下にまとめています。
口座は【夫の積立NISA】【妻の一般NISA】非課税口座のダブル活用で効率運用を目指しています!(夫婦での運用の強みですね)
楽天VTI
⇒33,000円/月【積立NISA】
eMAXIS NASDAQ100
⇒17,000円/月 【特定口座】
eMAXIS Slim S&P500
⇒30,000円/月【一般NISA】
eMAXIS Slim 全世界(除く日本)
⇒30,000円/月【一般NISA】
eMAXIS Slim 新興国株
⇒10,000円/月【一般NISA】
長期厳選投資 おおぶね
⇒20,000円/月【一般NISA】
ひふみプラス
⇒10,000円/月【一般NISA】
合計:150,000円/月
投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2021投票結果が発表されましたね。毎年恒例ですね。
私の積み立てている下記の銘柄も7銘柄中6銘柄がトップ20にランクインしておりました!(改めて手堅くいってることを実感w)
- eMAXIS Slim S&P500:第4位
- 楽天VTI:第8位
- ひふみ投信:第13位
- 長期厳選投資 おおぶね:15位
- eMAXIS Slim全世界(除く日本):16位
- eMAXIS Slim新興国株:20位




画像はこちらのサイトを参照しております。

皆さんの組み入れ銘柄はランクインしていましたか?
ポートフォリオ比率

「楽天VTI」「SP500」「NASDAQ100」などの米国インデックスが中心であることが分かります。(手堅い)
一方「おおぶね」「ひふみぷらす」などのアクティブファンドにも投資しています。手数料が高いのになぜ投資しているかは以下の記事で紹介しているので是非読んでみてください!
ちなみにわが家のポートフォリオはアメリカ比率が「86%」とかなり偏っておりバランスが悪いです。
今回の暴落もありましたし、もう少し全世界に満遍なくリスク分散を図っていきたいと考えています。(ちょっとずつ)


今後が読めないので、アメリカへの集中投資はちょっとリスキーですね。特に今年の米国株相場はどうなることやら・・
楽天証券サービス改悪

積立NISAは楽天証券で口座開設しました。年間上限40万円ギリギリとなるように33,000円/月で自動積立の設定をしています。
楽天証券は楽天カード(クレジット)払いで積立設定すれば1%のポイント還元が受けられます。例えば、ポイント還元の上限である50,000円クレジット払いで投資すれば500pt楽天ポイントで還元されます。
この大盤振る舞いのサービス目当てに「楽天証券」を使っている人も多いのではないでしょうか?私もそのうちの一人です。
素晴らしいサービスなのですが、残念なことに今年中にサービス内容が変更になることが決まっています。

まず、楽天カード(クレジット)払いによる楽天ポイント還元サービスは2022年8月をもって終了となります(悲しい、、)
投資界隈では非常にインパクトの大きいニュースでしたね。既に知ってた方も多いのではないでしょうか?
既にSBI証券やマネックス証券などの、クレジット積立によるポイント利率が優位な証券会社へ乗り換えを検討している方も多いかもですね。
もし、楽天証券の利用を継続するのであれば今年の6月からは「楽天キャッシュ」を活用していきましょう(私は利用継続します。)

楽天キャッシュは電子マネーサービスです。下記のような各種サービスで利用可能です。
- 楽天Pay
- 楽天ラクマ
- 楽天市場
- 楽天トラベル
楽天カードから楽天キャッシュへチャージすることで0.5%のポイント還元を受けることができます。
なので楽天キャッシュからの積立投資を設定すれば、毎回投資額の0.5%のポイント還元を受けれます。(50,000円投資すれば250ptの還元)
また今年の12月まではキャンペーン特典として最大1%のポイント還元を受けることができます。(2023年1月以降は0.5%還元)

楽天証券で継続する人は「楽天キャッシュ」利用は必須ですね。
②2022年1月の世界経済トピックス

本章では2022年1月に起こった日本・海外の「経済トピックス」を紹介して、過去の値動き理由の深掘りと、今後の動きの予測をしていきます。
ネタは私のお金の先生である、両学長の動画を参考にさせていただいております。毎月ありがとうございます!
上のリンクからYoutubeチャンネル「お金の大学」視聴できますので是非見てみてください。マネーリテラシー上がること間違いないです!

Youtube本数多すぎてみてる時間がない人には、動画の内容が体系的にまとまっている以下の書籍をおすすめしたいです。
日本国内の経済トピックス
岸田ショック
岸田ショックによる株式相場の冷え込み
①岸田首相が自社株買いに言及
(出典:Bloomberg)
②岸田首相、賃上げに株主も理解を
(出典:ロイター)
③家計に負担じわり 節税余地狭まる
(出典:日経新聞)
④「静かなる金融所得増税」が行われる
(出典:大和総研)
⑤岸田首相、株主資本主義からの転換
(出典:Bloomberg)
前提として岸田政権の方針は「富の再分配」です。ざっくり「お金持ち家庭への規制を強化して貧しい家庭へ分配する」こんなイメージです。
これを踏まえて今回のトピックスを見ると、方針に沿った言動であることが見えてきます。特にお金持ちへの規制がひどいです。
①自社株買いをすると株価が上がり株主へのお金の偏りが加速する懸念があるため規制を考えています。
②株主の利益を削ってでも従業員の賃上げすることに対して、株主への理解を求めました。
③住宅控除は富裕層へのお金の偏りが加速する懸念があるため規制を考えています。
④配当金にかかる税金の控除額を引き下げた結果、特にオーナー社長にかかる税金が上がった。
⑤資本家(お金持ち)への金融所得課税を強化して、富を分配したい。
富裕層への課税を強化するのはいいですが、金融所得課税を強化するということは最近投資を始めた一般家庭へも影響が出ることは分かっているのでしょうか?
老後のためにとNISA等の仕組みを作って投資を促してたのに、政府自ら投資しづらい環境をつくろうとするなんてどうかしてますと思いませんか?

岸田さん、頼みますよ!
海外の経済トピックス

- FTSE100:イギリス
- S&Pトロント:カナダ
- CAC40:フランス
- ドイツ株価指数:ドイツ
- S&P500:アメリカ
年明け早々、株式相場が世界的に大暴落となりました。皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか?毎日気が気ではなかった方もいるのでは?
私は2020年7月のコロナショック後から米国インデックス投資を始めましたが、今回の規模の暴落は今まで経験なくハラハラでした。
今回の暴落の要因は2022年に起こりうる、株式下落リスクがある以下の10項目と言われています。(今年の相場はリスクだらけ・・)

10項目の中でも特に直近で大きく影響及ぼすであろう、アメリカのインフレ対策である以下2項目をピックアップして詳細を解説します。

上のグラフのように2021年は世界各国の「物価」が継続的に上がってきておりインフレ懸念が高まってきています。
インフレになると物価が継続的に上昇して、身の回りの商品が値上がりすることにより家計の圧迫し消費活動の鈍化⇒企業の業績が低迷⇒会社員給料の減少⇒消費活動の鈍化という「悪循環」になります。
11月30日時点のアメリカのインフレ率は「6.8%」ですが、年間6%のインフレ率が続くと仮定したら1個100円のおにぎりが12年後には200円になります。(驚愕ですね
この状況を打破するためにアメリカがやろうとしている経済対策が「利上げ」「テーパリング」です。
利上げ

金利を上げ銀行からお金を借にくくして、経済活動を鈍化させることで物価の上昇を食い止める政策が「利上げ」です。
利上げが実施されると株価は下落します。(原理は下記)
金利が上がると銀行からお金を借りにくくなるため、モノやサービスを買いたい人や企業が少なくなります。
モノやサービスが売れなくなると、売ってる側は利益が上がらないので値段を下げる方向に修正する、つまり物価が下がり相対的にお金の価値が上がるため、インフレは改善方向となります。
ただし、モノやサービスの値段を下げているため利益が減少し、株価は下落するという原理です。
テーパリング

政府がお金を回収して物価上昇を食い止める政策が「テーパリング」です。
テーパリングが実施されると株価は下落します。(原理は下記)
テーパリングが実施されると市場に出回るお金の量が少なり、当然株式投資へ流れるお金も少なくなるため株価は上がりづらくなります。
さらには投資家の企業に対する成長期待は薄れ、積極的に株を買い増ししなくなったり、売りに行く人も多くなるために株価は下落するという原理です。

今年はなかなか厳しそうですね、、
③2022年1月 資産運用実績

2022年1月のわが家の運用実績をまとめました。過去からの実績推移もグラフ化して分かりやすくまとめています。
またわが家の「総投資額」を惜しげもなく大公開しているので、皆さんの運用の参考になれば幸いです。
銘柄毎の運用実績まとめ

昨年の11月からわが家のポートフォリオに組み込んだ、ひふみプラスがマイナスまで落ち込んでしまい、1,559円損をしてしまっている状況です。
わが家のポートフォリオの中で唯一日本株メインで構成されているひふみプラスですが、岸田ショックの影響をもろに受けてしまいました・・・
eMAXIS Slim新興国は先月までマイナスでしたが、今月ついにプラスとなりました。(まだ少額ですが嬉しい!)
2022年は株式相場は厳しい予測が多い中、新興国は下記のようなプラスの材料が多く見通しが明るいです。
- 中国:冬季オリンピック開催
- ブラジル:原油高(原油準輸出国)
- インド:住宅市場の上向き


全体的に下落していますが、特に下落幅が大きいのは「ひふみプラス」「NASDAQ100」の2銘柄でした。
ひふみプラスは岸田ショック、NASDAQ100はアメリカのテーパリング&利上げの影響をもろに受けてしまった結果です。
この状況で唯一上昇しているのが「新興国」です。分散投資の重要性を身に染みた月となりました。

長期!分散!積立!は投資で勝つための鉄則です。
全体の運用実績まとめ
積立額:1,897,000円
評価額:2,107,259円
損益額:+210,259円
損益率:+11.08%

評価額がついに200万円の大台を突破しました!
2020年の6月頃に積立投資を始めてコツコツ1年8か月積立継続した結果が実ってきております。(歓喜)
ただ、損益率は相場の煽りを受けて調子が悪くなっておりますが、10%は超えており初心者にしては十分な成績だと思っています。(自画自賛w)

相場の状況は気にし過ぎずにコツコツ積立は継続します。
まとめ:バイ&ガチホールド!

以上、2022年1月の投資実績まとめでした。もし分かりづらかった部分あれば修正するのでコメントください!
投資実績をまとめる作業は色々なメリットがありますので、ぜひ皆さんもやってみてほしいです。
- ポートフォリオの値動きを把握できる
- 日本と世界の経済状況を把握できる
- 経済ニュースへの興味がわく
2022年は厳しい相場になりそうですが、長期で利益を出し40代でFIREすることが目的なので気にせずバイ&ガチホールドで攻めていきます。
ではまた!
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