今回はeMAXIS Slim NASDAQ100について「どんな銘柄か?」「なぜ投資しているか?」「注意点」を紹介します!
■記事を読むメリット
・NASDAQ100が「どんな銘柄か?」が分かります。目論見書、月次レポートをかみ砕いて解説しております!
・投資歴3年、わが家でNASDAQ100に「なぜ投資しているか」3つの理由を大公開しちゃいます!
・NASDAQ100に投資する際の「注意点」が1点ありますので共有します!
・わが家でも使ってる証券口座、楽天証券・SBI証券のお得な開設方法を紹介します!
わが家の資産運用状況も大公開しちゃいます!
eMAXIS NASDAQ100ってどんな銘柄?
投資信託が「どんな銘柄か?」を確認する時には以下の2項目を確認するようにしましょう!
各データへのリンクもつけているので、より詳細な内容知りたい方はぜひご覧ください!
初心者の方には読みづらいかと思いますので、私の記事では大事なポイントを絞って用語も解説しながら紹介します!
①目論見書:ファンド概要紹介 ②月次レポート:過去の運用実績紹介
ファンドの目的
米国の株式市場「NASDAQ100指数」の値動きに連動する投資成果を目指します。
NASDAQは米国シリコンバレーのハイテク株や、IT関連の新興企業の株が多くの割合を占める、いわば「ベンチャー企業向け」の株式市場です。合計3,000社ほどの企業が上場しています。
NASDAQ100は3,000銘柄のうち、時価総額の大きい非金融業の100社で構成される株価指数です。
時価総額:その企業の現在の規模(価値)を表します。「株価×発行株式数」で計算される。
またNASDAQはベンチャー向けと言っても、時価総額の上位で並べると主な構成はGAFAMが中心となります。
GAFAMはアメリカの巨大IT企業の頭文字で作られた造語です。()内は各企業の主なサービス。 G:Google (Google、Youtube) A:Apple (iPhone、Mac PC) F:facebook (SNS、VR) A:Amazon (amazon、AWS) M:Microsoft (windows PC)
5社合計の時価総額は700兆円を超えます、もはやよくわからない規模ですね
GAFAM以外の銘柄は以下の章で詳しく紹介しています。
ファンドの仕組み
eMAXIS NASDAQ100が直接「米国株式」を購入しているわけではなく、NASDAQ100インデックスマザーファンドを介して間接的に投資しています。
この辺の仕組みはeMAXIS Slim S&P500とほぼ同じです。
投資信託は投資者(私たち)の購入代金をファンドの「投資のプロ」たちが運用してくれるため安心ではありますが、手数料がかかります。
投資リスク
一般に米国に投資する場合は上のようなリスクを伴いますがNASDAQ100の場合最も注意なのが「価格変動リスク」です。
以下の表はS&P500とNASDAQ100のリスク(標準偏差)を比較した表ですが、NASDAQ100は明らかにリスクが高いことが分かります。
標準偏差:投資商品の値動きの幅(リスク)を表します。値動きが上に行けば利益になりますが、下に行くと損になります。
リスク(標準偏差)が大きいということは損もしやすいですが、同時に利益も大きく出やすいということです!
NASDAQ100のリスク(標準偏差)が大きくなる理由は主に2つ
- 構成銘柄が100と比較的少ない
- 構成比率は上位銘柄(IT系)に偏っている
S&P500は銘柄数500でNASDAQ100より分散が効いているリスクが小さく安定しています。
また、上位銘柄の構成比率はS&P500が30%なのに対し、NASDAQ100は50%と高めのためS&P500の方が値動きは安定します。
組み入れ銘柄
上位銘柄は安定のGAFAMが占めています。40.2%はGAFAMで構成されているため、GAFAMに個別株の値動きとかなり近い値になります。
ただ、一応100銘柄で構成されているので、個別株で投資するよりは勿論NASDAQ100に投資したほうがリスクは低くなります!
GAFAMに投資を考えている人には個別株の前にまずNASDAQ100に投資することをお勧めします!
eMAXIS NASDAQ100に投資する3つの理由
eMAXIS NASDAQ100をおススメする理由は以下の3点です。
リンクから各章へジャンプできるので、気になる箇所だけでも読んでいってください!
以下、①~③の理由を順番に説明していきます。
①S&P500超えの高パフォーマンス
パフォーマンスは過去の運用実績を見ると明らかですが、
NASDAQはS&P500の5倍以上の値上がり実績があります!
値上がり実績だけを見ると、S&P500に投資するのが馬鹿らしくなってしまいますが、忘れてはならないのが「リスク」の存在です。
「リターン」と「リスク」は相関します。
- リターンが大きいとリスクも大きい
- リターンが小さいとリスクも小さい
NASDAQとS&P500のリターンとリスクの関係をプロット図で表すと以下のイメージです。
横軸はリスクの大きさ、縦軸は利益(リターン)の大きさを示します。
利益とリスクが大きい商品ほどプロットが右上に行きます。
利益とリスクのバランスをみつつポートフォリオ組むようにしましょう!
②アメリカのIT業界に集中投資できる
世界のITテクノロジーをけん引しているのはアメリカの「シリコンバレー」です。
シリコンバレー:カリフォルニア州、サンフランシスコ沿岸周辺に集まっているIT系企業の総称
中国やインドなど今後アメリカに台頭する国が出てくるとは思いますが、もうしばらくはシリコンバレーが世界のテクノロジーの中心として発展するでしょう。
テクノロジーが発展することで、企業の利益も継続的に上がるためNASDAQ100のパフォーマンスも継続的に上がると見込んでいます。
③NASDAQ100指数の投資信託の中では手数料が安い
NASDAQ100指数に連動する投資信託にも種類があります。
同じ指数に連動するのであれば、まず比較すべきは「手数料」です。
上の表のようにeMAXIS NASDAQ100が手数料最安値であることが分かります。
最近は個人ブログで投資信託の比較をしているサイトもあり、すごく便利ですね。今回の表はこちらのブログを参考にさせてもらいました!
eMAXIS NASDAQ100に投資するときの注意点
eMAXIS NASDAQ100の注意点は、手数料が少し高めに設定されていることです。
前回の記事(ポートフォリオ紹介S&P500編)で紹介しましたが、業界最低水準の運用コストを目指している「eMAXIS Slimシリーズ」と今回の「eMAXISシリーズ」は違いますのでご注意ください。
とはいえ、「eMAXISシリーズ」 もインデックスに基づいた運用なので、アクティブファンドと比較すると手数料は安いです。
eMAXIS NASDAQ100への投資実績【1年間の積立成果】
1年間積み立てた結果、19,689円のリターンを得ることができています。損益率は8.41%と順調です。(2022年3月時点)
コロナショック、ウクライナ情勢と2021年~2022年の1年間は値動き大きい状況でもしっかりとリターンを得ることができています。
上のグラフはわが家で保有している各銘柄の損益率の推移を示したものです。
直近では2月~3月のウクライナ情勢影響で大きく下げたものの、一旦反発している状況です。
長期視点で見ると現在は下落相場であることは間違いありません。今後の動向も要注目していきましょう。
わが家のポートフォリオを大公開【NASDAQ100比率:10%】
わが家はeMAXIS NASDAQr100にドルコスト平均法で毎月148,000円の積立投資を行っております。
ドルコスト平均法:毎月定額を積み立てることで、価格変動による損のリスクを低減する方法です!詳細は上のリンクで!
楽天VTI
⇒33,000円/月【積立NISA】
eMAXIS NASDAQ100
⇒15,000円/月 【特定口座】
eMAXIS Slim S&P500
⇒30,000円/月【一般NISA】
eMAXIS Slim 全世界(除く日本)
⇒30,000円/月【一般NISA】
eMAXIS Slim 新興国株
⇒10,000円/月【一般NISA】
長期厳選投資 おおぶね
⇒20,000円/月【一般NISA】
ひふみプラス
⇒10,000円/月【一般NISA】
合計:148,000円/月
リンク付の銘柄は、「どんな銘柄か?」「なぜ投資しているか?」 を記事にしていますので、ぜひご覧ください!
ポートフォリオ全体の比率でみるとNASDAQ100は全体の「10%」と、わが家の中でもそこそこ大きい割合を占めます!
おすすめ証券口座の紹介【楽天証券・SBI証券】
わが家では2つの証券口座を使い分けています。
それぞれ、お得に口座開設する方法をまとめてますので、ぜひあわせてご覧ください!
①楽天証券:48,000円/月
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②SBI証券:100,000円/月
⇒妻の口座
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まとめ(高パフォーマンスなeMAXIS NASDAQ100に投資すべし!)
今回の記事ではNASDAQ100に投資すべき理由3つを紹介しました!
わが家では毎月15,000円ずつNASDAQ100に積立投資をしていますが、運用実績に関しては以下の記事でまとめているので、読んでみて下さい!
ではまた!
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