まず結論ですが、サラリーマンの市場価値を高めるために大事なのは
自分の「希少性」を高めることです
希少性が高い:欲望される量に比べて、利用可能な量が少ない状態。貴重でなかなか手に入らない状態。
漠然とし過ぎてよく分からないと思うので、希少性を高めることでなぜ市場価値が高まるか、本文で解説していきます!
自分の市場価値を高めることができれば、出世や転職等により年収UPに繋げることができます。
年収UPにより貯蓄率は向上できるので、FIRE達成のためも自分の市場価値を高めることは非常に大事です。
今回の記事の内容は下の本の内容を参考にさせてもらっています!
著者の藤原和博さん自身も、リクルート社のフェローを経て、民間初の公立中学校&高校の校長先生を経験されており、
ご自身も「普通じゃない」「希少性の高い」経歴をお持ちです。
【本の紹介】
藤原和博の必ず食える1%の人になる方法
■記事を読んで欲しい方 ・サラリーマンとしての「希少性」「市場価値」どうすれば高まるか知りたい。 ・サラリーマンとしての「今後のキャリアの方向性」が定まらず、悩んでいる。 ■記事概要 ①希少性の高い人ってどんな人? Q:ビジネスにおいて「希少性が高い」どんな人だと思いますか? 尊い・大事な仕事をしている人? スキルが必要な仕事してる人? 付加価値の高い仕事してる人? ★答え:付加価値の高い仕事してる人 ②希少性の高い人はどれくらい稼げる? 希少性別に「時給」を比較 低)バイト:800円 中)サラリーマン:3,000~5,000円 高)専門家:10,000~30,000円 特高)世界レベルコンサル:80,000円 ★希少性低⇔高では時給が100倍違う ③どんな人でも希少性は高められる? 100万人に1人の存在になる ⇒オリンピックのメダリスト級 なかなか難しい・・ ★3つのキャリアの掛け算をする
希少性の高い人ってどんな人?

ビジネスにおいて「希少性が高い人」ってどんな人でしょうか?
A1: ボランティアのような「大事な・尊い」仕事をしている人
A2: プログラミングなどの「スキルが必要」な仕事をしている人
A3: コンサルティングなどの「付加価値の高い」仕事をしている人
答えはA3のコンサルティングなどの 「付加価値の高い」 仕事をしている人です。
付加価値とは、商品やサービスが「もともと持っている価値」とは別に、他にはない「独自の価値」を与えることです
A1:ボランティアは「大事な・尊い」仕事ではありますが、ビジネス目線で見ると、わりと誰でもスキルは関係なく始めることができます。
A2: プログラマーや普通の会社員は「一定の経験やスキル」は求められますが、マニュアルを基に仕事をすれば、わりと誰でも成果を出すことができます。
A3: コンサルティングみたいなマニュアルのない・答えのない仕事は斬新なアイディア・解決策などの「独自の価値」を出さないと成果につながりませんし、成果につながらないと仕事として成り立ちません。
コンサルティングはその人「独自の価値」を発揮しないと仕事として成り立ちません。
言い換えると、コンサルティングで成果を出している人は「替えが効かない」ということです。

わたしも「替えが効かない」と言われるような人材になりたい!
希少性が高い人はどれくらい稼げる?

上のグラフは横軸が「希少性」、縦軸は「時給」を表しています。
■左側:ボランティア、バイトなど希少性が低い仕事。替えが効くため時給は低い ■中間:サラリーマン、公務員など希少性は中くらいの仕事。スキルは求められるが替えは効くため、時給はそこそこ。 ■右側:コンサルタント、専門家など希少性が高い仕事。替えが効かないため時給は高い

大谷 翔平選手みたいなトップスポーツ選手も希少性は高いため、ものすごい額の年俸をもらってますよね!
この機会に皆さん自分の「時給」計算して、自分が上図のどこに位置するか確認してみてください。
私の時給の計算結果は2,650円です。上図ではサラリーマンの底辺のところに位置します。。
年収:700万円
一日の労働時間:11h(3時間残業)
一月の労働時間:220h
一年の労働時間:2,640h
★時給=700万円/2,640h = 2,650円
自分の稼ぎを「時給換算」することで、時間当たりどれくらい成果を挙げれているか、
つまりはあなたの仕事の「付加価値」が明らかになります。

年収が多くても、残業時間が多いようでは「付加価値」を出せていないということですね。。
どんな人でも希少性は高められる?

100万人に1人というと、オリンピックのメダリスト級の希少性の高さです。
オリンピックメダリストみたいに、ある一つの分野で100万人に1人を目指すのは、努力だけではなく運や才能も必要となり、非常に実現が難しくなります。
そこで、どんな人でも「正しく」努力すれば100万人に1人の存在になれる方法として本書でお勧めされているのが以下の方法です。
3つのキャリアの掛け算

まず前提として、営業・技術・企画 どんな仕事でも1万時間訓練すればマスターできます。
年間の業務時間を2000時間とすると約5年で一つ仕事をマスターできることになります。

入社5年くらいで一通りの業務が自分でできるようになり、慣れでつまらなくなったりしますよね?
100万人に1人の存在になるためには、3つのステップを踏んでキャリアの大三角形を形づくります。詳細は以下のとおりです。
①「左足の軸」をつくる【20代】 入社後配属されたA部署で1万時間の訓練 ⇒A部署で100人に1人の存在を目指す ✅著者のケース① リクルート入社後は営業に配属 プレゼンスキルを習得 ②「右足の軸」をつくる【30代】 異動後配属されたB部署で1万時間の訓練 ⇒B部署で100人に1人の存在を目指す ✅著者のケース② リクルートでマネジメント業務 ①②まできた時点であなたは 1/100(A部署) × 1/100(B部署) =10000人に1人の存在になってます ③できるだけ遠くに踏み出す【40代】 ①②での経験やスキルを活かせる 異なるC分野にチャレンジする。 ⇒C分野で100人に1人を目指す。 3まで出来たら100万人に1人の存在です ✅著者のケース③ 民間初の校長先生
①②までの訓練はできている人多くいますが、なかなか難しいのが③のチャレンジです。
3ステップの中でも最も重要なのが③で「いかに自分の付加価値を出せる分野にチャレンジできるか」です。
- ①②と同じ路線で「小さくチャレンジ」しても、100万人に1人の存在になれませんし
- ①②と別の路線に「大きくチャレンジ」しても、方向性を間違ってしまうと100万人に1人の存在になれません
著者の場合はリクルートで得た「プレゼン」「マネジメント」スキルを、公教育の場で生かすことで大成功し、100万人に1人のレアな存在になれたわけです。

私も今後のキャリアプランについて考えてみようと思います。(今まであまり真剣に考えてこなかったので、、)
まとめ

■記事概要 ①希少性の高い人ってどんな人? ★付加価値の高い仕事してる人 ②希少性の高い人はどれくらい稼げる? ★希少性低⇔高では時給が100倍違う ③どんな人でも希少性は高められる? ★3つのキャリアの掛け算をする
今回はサラリーマンの「市場価値」を上げるために、自分の「希少性」を高めましょう!という話をさせてもらいました。
キャリアUPは収入UPにもつながりますので、FIRE達成のためにも一度じっくり考えてみませんか?
ではまた!
今回の記事は以下の本を参考にさせていただきました。
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