★2021年10月6日:記事内容更新
FIREを達成の為に絶対に欠かせない、ポートフォリオの作り方について紹介します!
まず、結論ですがポートフォリオは以下の4ステップで組みましょう!
1:株式の割合を決める 2:指数を選ぶ(インデックスファンド) 3:投資信託を選んで購入 4:運用中のリバランシング
今回の内容はステップ1、2を紹介します。
ステップ3、4については以下の記事で紹介しています!
【3:投資信託を選んで購入】
【4:運用中のリバランシング】
また、ブログの内容に関しては以下の著書を参考にしています。
FIRE 最強のリタイア術
著者:クリスティー・シェン、ブライス・リャン(2人は夫婦です)
著者はアメリカの方なので、本書で紹介されている方法を鵜呑みにするのは危険ですが、大枠のやり方は参考になります!
私にとってのファイナンスの先生であるYoutuberの“両学長”も本書は「FIRE目指してる人の必読書」とまで言っています!
FIRE最強のリタイア術の章構成
■前半の章:FIREを目指すマインドセットについて ■後半の章:具体的なFIREまでの道のり、方法論
私のブログでは後半の「具体的なFIREまでの道のり」をピックアップして紹介させていただきます!
0.資産ポートフォリオの性質理解
ステップ1に入る前に、資産ポートフォリオの性質を理解しておきましょう!
資産の性質を表すためには主に2つの指標を使うことが多いです。
①期待リターン(年率) ②ボラティリティー(標準偏差)
①期待リターンとは「どれくらい儲かりそうか?」を過去の実績をもとに数値化したものです。
②ボラティリティーは「損するリスクはどれくらいか?」を過去の実績をもとに数値化したものです。
①が大きいと②も大きくなる。①が小さいと②も小さくなる「比例関係」があります。
例えば「株式」を考えると、期待リターンは大きい一方で、ボラティリティも大きく資産が目減りするリスクを伴います。
株式:株式会社が新しい事業を「始めたりする資金を援助する代わりに、会社利益が上がったらバックをもらうための証明書
「銀行預金」を考えると、期待リターンは非常に小さい一方で、ボラティリティが小さく資産が減るリスクは小さいです。
各資産ポートフォリオの性質を理解し、4ステップで「自分だけの最強のポートフォリオ」を作しましょう!
ポートフォリオの株式割合を決める
まずは、株式を全資産の何パーセント保有するかを決めましょう!
株式以外の資産は比較的ボラティリティの小さい(リスクの小さい)銀行預金・債券で構成しましょう。
債券:国や企業の借金を私たち個人投資家で肩代わりする代わりに、利子をもうための証明書
債券は一般的には株式よりもリスクは小さいです。
例えば国が発行する国債を選べば、その国が破綻しない限り、資産が大きく減るリスクはありません。
自分が取れるリスクの大きさに応じて、リスクの高い「株式」、リスクの低い「銀行預金」又は「債券」の比率を決めましょう
でも実際決めるとなると、どれくらいの比率にするか悩んでしまいそうです。。
いきなり決めろと言われても、わからないという方の為に、一般論の目安として、
自分の年齢と同じ割合の「銀行預金」又は「債券」を持つと、資産が安定するという考え方があります。
例) 30歳の方の場合 銀行預金+債券:30% 株式:70%
若い人の方が、この先まだ人生長いのでリスクが取れるといった一般論的考え方ですが、
若い人の中にもリスクに対して用心深い方は、銀行預金+債券の割合を高くすることをお勧めします!
私の場合は、株式:5割、銀行預金:5割で設定しています!(小心者なので、、)
株式の指数を選ぶ(ポートフォリオ構築)
まず、前提として投資対象は全て「インデックスファンド」で検討、運用することとします。
インデックスファンド:価値(基準価額)がある「指数」に連動すること目指して運用する低コストな投資信託の一種です。
インデックスファンドの仕組みについて、詳しくは以下のサイトが分かりやすいので、見てみてください!
例えば、日本でよく聞くインデックスとして「日経平均株価」があると思います。
日経平均株価:日本経済新聞社が東証1部に上場する企業の中から業種等のバランスを考慮して選んだ、日本を代表する225社の平均株価です。
誰もが知っている日本の有名企業の株価の平均ともあれば「さっそく投資したい!」と思った方いると思いますが
この本の著者がおススメする、投資先は日本ではなく「アメリカ」です。
本書で推奨されているのは以下の比率設定です。
米国株比率:50%
その他比率:50%
この比率が推奨される理由は、投資においてリターンとリスクのバランスをとるために
グローバルでバランスをとることが重要だからです。
例えば、まだ今は成長が見込めないアフリカのような新興国への投資は大きなリスクを伴いますが、今後の大きな成長性に期待できます。
一方で、日本のような完全に成熟しきった先進国への投資は、リスクは小さいですが、今後の大きな成長は期待できません。
では、アメリカはどうでしょうか?
世界規模で見た時の、企業の時価総額はアメリカ企業がおよそ半分を占めます。
アメリカ企業が世界の株式市場を牛耳っているといっても過言ではありません。
さらに、アメリカは日本と違って今後も国の経済が発展し、市場規模が大きくなる見込みがあります。
つまり、アメリカは新興国の成長期待と、日本のような先進国の安定性を兼ね備えいるんです!
世界中の方がアメリカに対して投資している結果、アメリカが株式市場を牛耳るようになったというわけですね。
なぜアメリカは今後も市場規模が大きくなる見込みがあるのでしょうか?
理由は諸説ありますが、1つ大きな要因としてあるのが、人口増加による消費拡大です。
アメリカは今後も移民などにより安定的に人口が増加する見込みです。
このような理由から、ポートフォリオの比率は米国株の割合を多くした方が良いというわけです。
その他、米国株投資をおすすめする理由は以下の記事で紹介しているので、読んでみてください!
「じゃあ、米国株以外の残り5割はどんな配分がいいの?」と迷っちゃいますよね?
お勧めは「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」の比率通りのポートフォリオを組むこと
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー ):全世界、つまり先進国、新興国、日本株など満遍なく分散投資できます。各ポートフォリオ比率も市況に応じて自動的に調整されるため、自分で調整する必要もないです。
比率の調整などが面倒な方は、eMAXIS Slim全世界株式 1本でいくのもありです!
ちなみに私のポートフォリオと運用実績も、以下の記事で紹介してるので是非ご覧ください!
投資歴はまだ1年ちょっとですが、既に100万円以上ぶち込んで、年利10%以上で運用できてます!
まとめ(FIRE達成に向けた ポートフォリオの作り方)
さて、以上今回は『ポートフォリオの作り方』ステップ1,2を解説しました。
もし、よくわからない点があったらコメント頂けると嬉しいです!
1:株式の割合を決める
2:指数を選ぶ(インデックスファンド)
3:投資信託を選んで購入
4:運用中のリバランシング
ステップ3、4については以下の記事で紹介しますので、ぜひ読んでみてください!
【3:投資信託を選んで購入】
【4:運用中のリバランシング】
ではまた!
【本の紹介】
FIRE最強のリタイア術
著者:クリスティー・シェン、ブライス・リャン(2人は夫婦です)
記事で紹介しきれない部分もあるため、詳細は本を買って読んで欲しいです!
FIRE目指しているなら必ず読むことをお勧めします!
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