
今回はツイートの「バズらせ方」を本で勉強したので、重要だと思った部分を要約して紹介します!
今回は成毛眞さんの著書「バズる書き方」の内容を参照しています。(最近、成毛さんの本にハマっています。)
成毛さんは元マイクロソフト社長も務めたかなりすごい人です。(語彙力、、)
現在はスルガ銀行・その他ベンチャー企業の社外取締役と幅広くご活躍されています。
また、無類の本好きとしても有名で書評サイトのHONZの方も運営されているため、文章を書くプロフェッショナルです。
プロによる「文章述」が事例付きで豊富に入っているので、私の記事で詳細気になった方はぜひ購入検討してみてください!
ツイートをバスらせるためのポイントは以下の5点です。リンクより各章へ飛べますので気になった個所だけでも読んでいってください!

一番最後に①~⑤の観点で、あなたのツイートの「バズ度チェック」できますのでぜひ最後までご覧ください。
はじめに、なぜ「ツイートのバズらせ方」を記事にしようと思ったか背景をお伝えします。
ブログ運営においてTwitterを同時並行で運用することは「集客」のために非常に重要と感じています。(集客なしには収益にはつながりませんので。)

上の画像は私のブログを見に来ている方が「どこから来ているか」を示すグラフです。見ての通り、約70%が一番濃い青で示すTwitter(Social)からの集客です。
裏を返せばTwitterを運用していなければブログへの集客は70%減少してしまうという状況で、私のブログにとっては生命線なのです。
ブログを更新したら上のように「ブログ内容紹介ツイート」をして、ブログへ誘導しています。
ここで重要なのが「バズるツイート」です。バズるまでいかなくても「おっ?」「なになに?」と興味を引くツイートができるかがブログ集客のカギとなります。
Twitterの場合「リツイート」機能があるため、自分のフォロワーが少なかったとしても「バズるツイート」さえできれば、フォロワーが多い人からのリツイートで拡散してもらうことが可能です。

最近では「情報収集の手段」としてTwitterを活用している人も多く、上の画像のように全世代データでも上位に位置します。
20代以下はグーグル検索よりもTwitterを使う割合の方が多いみたいです。
「Twitter」を制する者は「ブログ」を制す。くらい言っても過言ではないですね。

Twitterを制するために必須のスキルが「バズるツイート」です。練習すれば誰でも習得可能なので、一緒に頑張ってみませんか?
①まずは『真剣に書く』

ツイート一つ一つ『真剣に書く』ことはツイートをバズらせるための前提条件です。
(いきなりテクニックっぽくないですがw これは超大事です。)
『真剣に書く』ポイントは下記です。どうですか?もしかしたら既に実践できている人もいるかもしれませんね。
・140文字を使い切る
・書き上げた内容を読み返す(推敲)
140文字を使い切る
バズるツイートをするためには「文章力」が非常に大事です。
また何かを伝えて「読んだ人に影響を及ぼす」には、それなりのボリュームのある文章を書く必要があります。
Twitterの場合は140文字の制限がありますが毎回使い切ることを意識していきましょう。文字制限フルに使って伝えたいことを表現しましょう。
細切れの短い文章を書き続けても「文章力」はいつまでたっても身につかないですし「影響を及ぼす」文章も書けません。

140文字という短い文字数の中で「自分の真意を伝える」ために真剣に書いてると自然と文章力が身についていきそうですね。
書き上げた内容を読み返す(推敲)
これを行うか否かでバズる文章になるかどうかが決まる。文章作成においてそれほど大事な作業が「推敲」です。
推敲の具体的なポイントは下記のとおりで、自分の真意が誤解なく読み手に伝わるようにしていく「ブラッシュアップ作業」です。
- 誤字脱字や助詞の誤り修正
- 誤解を生みそうな表現修正
- 具体例や背景の追記

推敲は簡単なようでなかなかできないですよね。文章完成したらすぐに投稿したくなってしまいがちですが、はやる気持ちを抑えてしっかり推敲しましょう。
②内容ではなく『見た目』が9割

TwitterなどのSNSは情報の流れるスピードが早いため、内容の前にパッと見で読者の興味を引く『見た目』が重要です。
パッと見で「うわっ、読みたくないな」と拒否されるツイートは、どんなに内容が素晴らしくても読んでもらえないからです。
見た目を良くするポイントは以下のとおりです。
・スマホ仕様の見栄えを意識
・見栄えを良くする文章術
スマホ仕様の見栄えを意識

上のデータからも分かる通り、Twitter利用者の大半はスマホで閲覧しています。
なのでスマホで「栄える」見た目が大事です。パソコンで文章作成した時も最後はスマホで見栄えをチェックしましょう。
スマホで「栄える」見た目にするポイントは以下の2点です。
- 漢字・ひらがな・カタカナの比率
- 改行や1行空きなどの余白を作る
漢字・ひらがな・カタカナの比率
漢字が多すぎるとぱっと見難しそうで読む気をなくしますし、ひらがな・カタカナが多すぎても読みづらいです。
漢字・ひらがな・カタカナはバランスよく使うことが大切です。特に比率に決まりはないので書き上げた後に読者目線で確認してみることをおススメします。
改行や1行空きなどの余白を作る
Twitterの場合は「1行空きを1個入れる」ことをおススメします。
空白行が多すぎてもスクロールが面倒でだらしない印象になりますし、空白がないと文字ばかりで読みづらい印象を受けます。
☑1行空きのないツイート
☑1行空きのあるツイート

同じ140字の文章でも1行空きのある・なしで結構印象変わりますよね?
見栄えを良くする文章術
成毛さんが運営する書評サイトHONZでルール化している文章術を紹介します。
HONZでは『プロのライター』が厳選された本をレビューしています。HONZのルールはプロのライターも使っている文章術というわけです。
文章術ポイントは以下の3点です。
- 「一字下げ」はしない
- 140字に一つ「1行空き」を作る
- 「特殊文字」は使わない
「一字下げ」はしない
小学校の作文を書く時は「段落の最初の1文字は空欄にすること」を習慣づけしてきたと思いますが、Twitterで1時下げをしてもあまり意味がありません。
「1字下げ」をする目的は「ここで段落が変わりましたよ」と伝えるためですが、1行が短いスマホ画面で「1字下げ」してもあまり目立たないため意味がないんです。
スマホ画面で段落変え時の目印として有効なのが「1行空き」を作ることです。
140字に一つ「1行空き」を作る
この有効性については、先ほどの章で述べた通りなので省略します。もう一度読みたい方はリンクから戻ってみてください。
「特殊文字」は使わない
ツイートを面白くするために絵文字などの「特殊文字」を使いたくなりますが、あまりおススメできません。
自分の画面では問題なく見えていても、読んでいる人全員の環境で同じように見えているとは限らないからです。
人の感覚は非常にデリケートなので、よくわからない絵文字を使うだけで、よくわからない人認定されかねません。


iPhoneで画像左のイメージで送信しても、受け取る側のキャリアが違えば「見え方」が結構違うので、自分が伝えたかった真意が微妙にずれる可能性があります。
③『1行』で読ませる書き方

Twitterはスクロールするごとに、さまざまな人の投稿がどんどん流れてきて目の前を通り過ぎて行きます。
滝のように大量に流れる情報を見ている人は、投稿の1行目を見てその投稿を全文読むかどうか決めてます。
なので最初の1行目で関心を持てなければ読み飛ばされてしまうため、書き手は1行目で瞬間的に読者の関心を引かなくてはいけません。
「1行目」で読者の関心をポイントは以下のとおりです。
・短く端的に「つかみ」を作る
・「リズミカル」な文章を
・副詞は「ここぞ」でつかう
短く端的に「つかみ」を作る
ツイートの1行目は、本や新聞でいう「見出し」です。「これから何を言おうとしているのか」を明確に伝えるためにも短く端的にを心がけましょう。
だらだら長い1行目は「これから何をいおうとしているのか」が伝わらず、読者が先を読み進める気をなくしてしまいます。
短く端的な1行目の例を色々なケースごとに紹介します。
「これは絶対おすすめ!」
「これは買わないと損!」
「先日、貴重な体験をした。」
「新商品がリリースされました!」
「イベントの告知です!」

最大でも25文字くらいまでにしといたほうがいいみたいです。
リズミカルな文章を
文章と音楽は似ていて、いい文章には「読んでいて心地いいリズム」があります。
いくら有益な内容を書いていても「リズム感」がないだけで最後まで読む気が失せてしまいます。
リズム感のある文章の代表例として『吾輩は猫である』の書き出しを紹介します。
「吾輩は猫である。名前はまだない。」
これが文字数同じの以下文章だったら、リズム悪く感じませんか?
「吾輩は猫だ。名前はないのである。」
もう一つリズミカルな文章の例として『放浪記』の書き出しを紹介します。
「そのロボットは、うまくできていた。女のロボットだった。人工的なものだから、いくらでも美人につくれた。あらゆる美人の要素をとり入れたので、完全な美人ができあがった。もっとも、すこしつんとしていた。だが、つんとしていることは、美人の条件なのだった。」
どうですか何気ない文章ですがリズムを感じませんか?
リズミカルな文章を作成するためのポイントは2つです。
- 拍子としての接続詞
- 1文の長さを意識
拍子としての接続詞
接続詞は「文章と文章を接続する詞」です。
「だから」「しかし」「だが」「ただし」「したがって」「しかも」などの接続詞自体にはもちろん語意はありますが、文章の拍子を良くする目的で入れると文章にリズムが生まれます。
これを意識して『放浪記』の書き出しを読み返してみてください。接続詞が「拍子」として機能していることが分かると思います。
1文の長さを意識
「1文の長さを意識」とは、短文・中文・長文を織り交ぜて文章のテンポに強弱をつけるということです。
音楽でも強拍と弱拍を織り交ぜてリズムの強弱をつけますが、文章でも同様に文章の「長い・短いで」表現できます。
実例として成毛眞さんのツイートを紹介します。短文・中文・長文が混ざっていて心地用リズムが生まれています。

リズミカルな文章の勉強におススメなのが「エッセイ」です。私のおススメはさくらももこさんの「もものかんづめ」という作品です。すごく心地よいリズムを感じられてどんどん読み進んじゃうのでぜひ!
副詞は「ここぞ」でつかう
歯切れのいい文章にするには、余計な修飾語はあまり入れない方がいいです。修飾語の中でも同士や形容詞を修飾する「副詞」は使い過ぎに注意です。
「とても」「すごく」「非常に」「大変」などの副詞は極力使わずに、ずばり一言で表現したほうがキレのある文章になります。
一例として「すごく驚いた」の言い換えを考えてみると、一言で表現したほうがストレートに伝わりそうな気がしませんか?
「驚愕した」「驚嘆した」
「たまげた!」「びっくらこいた!」
何でもかんでも「とても」「すごい」 と副詞任せにしないだけでも「語彙が豊かな人=なかなかの書き手」という印象になります。

これはすぐ実践できそうなテクニックですね。数をこなしていくうちに文章力も向上しそうですね!
④読み手の『心をつかむ』書き方

文章は元々上手い人はいますが、本来テクニカルなものなのでテクニックを磨けば誰でも上手くなれます。
Twitterの文章を磨くために意識すべきことは以下の4点です。
・情報ソース意識する
・読み手と情景を共有する
・ネタは人の頭を使って生み出す
・書く力を磨くフォローテクニック
情報ソースを意識する
文章で発信する時に、読者からの信頼をもっとも損なうのは「裏が取れていない情報」です。
いくら自分が気合を入れて書いたとしても、どこの誰が言っているとも知れない「ゴミ情報」を安易にシェアしてはいけません。
このような「情報ソースの罠」にハマらないように、Twitterで情報発信する時は以下の2点を心がけましょう。
- 自分の体験に基づく話を発信する
- 参照元のリンクを必ず貼り付ける

「一次情報」を発信するというのはSNSでも重要なんですね。あとは聞いた話を発信するにしても「信頼できる参照元」を貼り付けることが大事ですね。
読み手と情景を共有する
読み手と情景を共有するために重要なのは「具体性」です。
「具体性」とは読んでいる人の目に自分がイメージしているのと同じ情景を映し出すように書くことです。例えば
都内在住、30代の共働き夫婦、3歳男児がいる家庭。
都心から電車で30分ほどの住宅地に住む30代の夫婦には、3歳になる息子がいる。住んでいるのは3LDKの賃貸マンション。夫婦は共働きだが、マイホームを買う余裕はない。
具体性のある文章の方が情景がイメージしやすいと思いませんか?
自分の頭にありありと情景を思い浮かべ、目の前で起こっていることの特徴を一つ一つ上げるつもりで書くと、自然に読んでいる人の目にも情景が映し出されるような具体性のある文章になります。

Twitterの制限140字内で具体性を入れるのは難易度高めですが、ちょっとだけでも意識して改善できれば質の高い文章になりそうですね。
ネタは人の頭を使って生み出す
ここまで「どう書くか」がメインの話でしたが、「何を書くか」もバズらせるためには大事な要素です。
Twitterを運用していて書くネタがなく困った経験ありますでしょうか?私はTwitterもそうですし、ブログもネタがなくて苦しむことが頻繁にあります。
ネタを自分の頭の中で「ゼロ」から生み出すのは至難の業です。そんなことができる人がいれば今すぐ出版社に転職したほうがいいです。
ネタは「人の頭」を使って探しましょう。
ユニークな人をフォローしていれば、ユニークなテーマが山ほど飛び込んできます。
ユニークな人=特殊分野の学者、珍しい職業の人、一風変わった視点で発信している人
また、TwitterだけでなくYoutube・書籍・ニュースアプリ等いろんな手段で情報を仕入れることができます。
私の情報源を少しだけ紹介します。
【YouTube】 ・ホリエモンチャンネル:時事ネタ解説 ・中田敦彦のYouTube大学:書籍の解説(ジャンル多種多様) ・サラタメさん:書籍の解説(ビジネス書) ・わたなべ夫婦:商品・宿のレビュー ・リベラルアーツ大学:お金の勉強系 【書籍】 ・Kindle Unlimited:月額980円で電子書籍読み放題です 【ニュースアプリ】 ・ニューズピックス:ビジネス系の記事 ・ヤフーニュース:国内最新主要ニュース ・グーグルアラート:キーワード設定すれば、関連記事がメールで配信される仕組み

ネタなくなった時は色んな情報源を頼りましょう。
書く力を磨くフォローテクニック
つい自分と似たような属性の人をフォローしがちですが、フォロー相手の属性が偏ってしまうと自分の発信内容も次第に偏り、バズるツイートから遠ざかってしまいます。
多種多様な人をフォローすることで「日本のミニチュア版」をTwitter内に再現できれば、バリエーション豊かな情報に触れてるうちに書き手としての視野が広がります。
どんな人をフォローすればいいかを以下にリストアップしました。
・自分と違う年代の人 ・自分と違う性別の人 ・自分と違う職業の人 ・自分と違う意見の人

私は「同じような属性の人」ばかりをフォローしがちでした。これからは違う属性の人をフォローするように心がけます。
⑤どんな相手にも『共感される』書き方

バズるツイートをするためには読者の「共感」を生むことが大切です。
読者の共感を生むためのポイントは以下です。
・悪口ツイートはしない
・批判文もポジティブで〆る
悪口ツイートはしない
Twitterの読者には2種類の読者がいます。
・誰かに対する悪口を好んで読む人 ・誰かに対する称賛を好んで読む人
自分のタイムラインを荒らさないためにも、悪口を好む人をいかにフォロワーから排除するかというのはTwitter運用における大きな課題です。
また悪口を好む人は声が大きいだけで少数派で、実は称賛を好む人の方が声は小さいですが多数派なんです。
悪口好む人を排除して、称賛好む人を引き寄せる手段は一つです。
「ディスるよりほめる」

悪口言う人のもとには悪口好む人が集まり、ほめる人のもとには称賛を好む人が集まります。(類は友を呼ぶ)
批判文もポジティブで〆る
基本的にポジティブな内容をこころがけたほうがいいですが、時には自分の意見として何かを批判したくなることもありますよね?
そんな時に「こういうのは良くないと思う、以上」で終わらせてしまうと、読んだ人の読後感がネガティブになり、そのまま発信者に対する印象も悪くなりかねません。
批判文を〆るポイントは以下です。
- 批判に対するポジティブな提案
- ちょっとしたジョーク
批判に対して「では、どうしたらいいのか」を自分なりに考えて、建設的ない意見として提案できればフォロワーへの悪い印象はなくなります。
また、そこまで頭が回らなかったり時間がないときは「自分に対する突っ込み」をいれたり、すこしお茶らけて「w」で締めくくるなどのちょっとしたジョークを入れると印象良くなります。

たまに“批判”もある方が人間味が出ていいかもですね。
私のTwitter 自己評価してみた
〇10個以上:もうバズってる!
〇7~9個:バズまであと一歩!
〇4~6個:改善あるのみ!
〇1~3個:伸び代しかない!



私は〇5個で「改善あるのみ!」です。頑張ります!
まとめ(バズツイートで集客を)

Twitterをバズらせるテクニックがつけば「フォロワー」もだんだん増えてきます。
フォロワーが増えたらあなたのツイートには影響力が出て、何かつぶやくだけでものすごい宣伝効果になるため何かしらのビジネス(収益)にもつながってきます。
つまりTwitterはあなたの「資産」なんです。
資産を形成するつもりでTwitterの運用もコツコツ頑張っていきましょう!
ではまた!
【本の紹介】
今回の記事は「バズる書き方(成毛 眞)」をがっつり参考にさせていただきました!ありがとうございました!もっと詳細知りたい方はぜひ書籍を買ってみてください。
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