
今回は2021年12月の運用実績を紹介します!
11月下旬から12月にかけてオミクロン株の出現により一時株価が大きく下げたり不安定な状態続いていますが、それにも負けずに米国インデックスは力強く伸びています。
楽天VTIの直6ヵ月のチャートを見ると、一時はオミクロン株の影響で10%程度下落してしているもののその後は回復し引き続き上昇傾向にあります。

わが家では米国インデックスを中心に積立投資しています。15万円/月のペースで積立実施しており、2021年12月現在の積立額は190万円です。
インデックスとは:日本語で「株価指数」のこと。大きなくくりで株価の値動きを確認できる平均的な指標。日経平均⇒日本の上場企業の値動きの平均値、ダウ平均⇒アメリカ上場企業の値動きの平均値。
わが家の投資方針は「長期積立投資で利益を出す」です。達成のためのポイントは以下の2点と考えています。
①経済的な成長の期待できる米国株投資
②手数料安いインデックスファンド投資
①アメリカは今後も経済成長し、企業の成長も期待できるため株価も伸びていきます。根拠はこちらの記事を参照ください。
②投資信託は大きく分けるとインデックスファンドとアクティブファンドの2種類があり、インデックスファンドの方が手数料が安いです。
・インデックスファンド:指数(S&P500、日経平均等)と同じ値動きを目指した“受け身”の運用方針
⇒手数料は安い
・アクティブファンド:指数を上回る結果を出す為に、ファンドマネージャーやアナリストが“攻め”の運用を実施
⇒手数料が高い
①わが家のポートフォリオ

銘柄、積立金額
銘柄、月の積立金額、口座種類を以下にまとめています。
口座は【夫の積立NISA】【妻の一般NISA】非課税口座のダブル活用で効率運用を目指しています!(夫婦での運用の強みですね)
楽天VTI
⇒33,000円/月【積立NISA】
eMAXIS NASDAQ100
⇒17,000円/月 【特定口座】
eMAXIS Slim S&P500
⇒30,000円/月【一般NISA】
eMAXIS Slim 全世界(除く日本)
⇒30,000円/月【一般NISA】
eMAXIS Slim 新興国株
⇒10,000円/月【一般NISA】
長期厳選投資 おおぶね
⇒20,000円/月【一般NISA】
ひふみプラス(12月から積立予定)
⇒10,000円/月【一般NISA】
合計:150,000円/月
積立NISAは楽天証券で口座開設しました。年間上限40万円ギリギリとなるように33,000円/月で自動積立の設定をしています。
楽天証券は楽天カード(クレジット)払いで積立設定すれば1%のポイント還元が受けられます。例えば33,000円クレジット払いで投資すれば330pt還元されてお得です。
一般NISAはSBI証券で口座開設しました。年間上限120万円となるように120,000円/月で自動積立設定をしています。(SBI証券)
SBI証券も三井住友系のクレジットカード払いをすれば0.5%のポイント還元を受けれますのでぜひ活用ください。

楽天証券とSBI証券はどちらも人気で、証券口座開設数は2トップなのですが、比較すると結構違いがあります。
個人的には汎用性の高く貯まりやすい楽天ポイント、初心者でも扱いやすいアプリと証券口座ホームページ、以上2点の理由から楽天証券をおススメしたいです。

ちなみに今なら楽天証券口座開設で4,000ptもらえるキャンペーンが「ハピタス」というポイントサイトで実施中です!
ポートフォリオ比率
わが家で運用中の投資信託「評価額」の比率を円グラフにしました。

「楽天VTI」「SP500」「NASDAQ100」などの米国インデックスが中心であることが分かります。(手堅い)
一方「おおぶね」「ひふみぷらす」などのアクティブファンドにも投資しています。手数料が高いのになぜ投資しているかは以下の記事で紹介しているので是非読んでみてください!
ちなみにわが家のポートフォリオはアメリカ比率が「86%」とかなり偏っておりバランスが悪い特徴があります。

このバランスの悪さはアメリカへの期待の表れなのですが、一方で投資の基本である「分散」によるリスクヘッジができていないとも見れます。
ほぼないとは思いますが、今後はアメリカの経済が停滞した時のことを考えて、アメリカの比率を下げるようにリバランスが必要そうです。
リバランスはポートフォリオの比率を調整することで、詳細なやり方はこちらの記事で解説してますので是非ご覧ください。

リバランスいつのタイミングにしようか迷うな…。
②2021年12月の世界経済トピックス

本章では2021年12月に起こった日本・海外の「経済トピックス」を紹介して、過去の値動き理由の深掘りと、今後の動きの予測をしていきます。
ネタは私のお金の先生である、両学長の動画を参考にさせていただいております。毎月ありがとうございます!
上のリンクからYoutubeチャンネル「お金の大学」視聴できますので是非見てみてください。マネーリテラシー上がること間違いないです!

Youtube本数多すぎてみてる時間がない人には、動画の内容が体系的にまとまっている以下の書籍をおすすめしたいです。
日本国内の経済トピックス
岸田首相の株主冷遇ラッシュ
- 自社株買い規制に言及
- 賃上げに株主理解を求める
- 配当所得のステルス増税
前提として岸田政権の方針は「富の再分配」です。ざっくり「お金持ち家庭への規制を強化して貧しい家庭へ分配する」こんなイメージです。
これを踏まえて今回のトピックスを見ると、方針に沿った言動であることが見えてきます。(特にお金持ちへの規制がひどいです。)
・自社株買いをすると株価が上がり株主へのお金の偏りが加速する懸念があるため規制を考えています。
・株主の利益を削ってでも従業員の賃上げすることに対して、株主への理解を求めました。
・配当金にかかる税金の控除額を引き下げた結果、特にオーナー社長にかかる税金が上がった。
おそらくこれはまだ序章に過ぎず、まだ時期は分かりませんが株主に大きな影響が予想される岸田政権の目玉政策が
「金融所得課税の引き上げ」です。
現状、特定口座の売却時にかかる税率は20.315%ですが、これが最大30%程度まで引き上げられる可能性があります。
これにより今後はさらにNISA口座、iDeCoなどの非課税運用の重要性が増してきますので早めに有効活用していきましょう!

コロナ対応がうまくいってる故に岸田政権の支持率高いですが、この辺の愚行もちゃんと見てます?
海外の経済トックス
「金融緩和」縮小の流れ

2021年は世界各国の「物価」が継続的に上がってきておりインフレ懸念が高まってきているため、2022年は金融緩和は縮小の流れになりそうです。いわゆる「テーパリング」というやつです。
テーパリングはインフレ対策として実施されます。インフレによりお金の流通量が多くなることでお金の価値が下がり、相対的に物の値段が上がる流れを断ち切るために、政府がお金を回収して物価上昇を食い止める政策が「テーパリング」です。
11月30日時点のアメリカのインフレ率は「6.8%」ですが、年間6%のインフレ率が続くと仮定したら1個100円のおにぎりが12年後には200円になります。(テーパリング待ったなしです)
テーパリングが実施されると株価は下落します。(原理は下記)
テーパリングが実施されると市場に出回るお金の量が少なるため、当然株式投資へ流れるお金も少なくなるため株価は上がりづらくなります。
さらには投資家の企業に対する成長期待は薄れ、積極的に株を買い増ししなくなったり、売りに行く人も多くなるために株価は下落するんです。

2022年は中々“厳しい相場”になる予感ですね。
③2021年12月 資産運用実績

2021年12月のわが家の運用実績をまとめました。過去からの実績推移もグラフ化して分かりやすくまとめています。
またわが家の「総投資額」を惜しげもなく大公開しているので、皆さんの運用の参考になれば幸いです。
銘柄毎の運用実績まとめ

相変わらず新興国株はマイナス成績です。9月の「中国恒大集団」の影響による下落からなかなか復調してこないですが、じっくり待ちます。
また今月はひふみプラスもマイナス成績に落ち込みました。日本でも1月になってオミクロン株が猛威を振るい始めてるので、この影響を加味した下落と推測します。

グラフで見るとNASDAQ100が下落傾向であることが分かります。
さきほど海外経済トピックスでも紹介しましたが、2022年度は金融緩和縮小の流れが世界的なトレンドになる予測があります。
これによる金利上昇の影響をもろに受けるのがグロース株(成長株)であり、グロース株中心のポートフォリオのNASDAQ100の株価が早々に影響を受けたと推測します。

なかなか厳しい状況になってきましたね。今後は全体的に成績が落ち込んでくる可能性大なので要注意ですね。
全体の運用実績まとめ
積立額:1,547,000円
評価額:1,776,579円
損益額:+229,579円
損益率:+14,84%

損益率は先月から若干下げましたが、それでも「+14.84%」とまだまだ好調な水準を維持していいます。
コツコツ積立により評価額も順調に増えていますが、今年も夫婦のNISA枠は使い切る目標で積立継続します。

今年も積立頑張ります!
まとめ:2022年もコツコツ積立!

積立額:1,547,000円
評価額:1,776,579円
損益額:+229,579円
損益率:+14,84%
わが家のアセットアロケーションはまだ現金比率が高すぎるので、現金と株式比率が5:5になるまでは積立投資を継続します。
前の章でも紹介しましたが、2022年は世界的に株式市場は厳し相場になると予想されていますが、どうなるかは誰にもわかりませんのでわが家の運用方針は変わらず「バイ&ガチホールド」でガンガン行きます。
ちなみにわが家のアセットアロケーションは以下の記事で紹介しているのでぜひ合わせて読んでみてください。
ではまた!
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