
今回は2022年の家計予算を立てたので内容共有します!
まず今回の記事の結論ですが2022年の貯金目標はズバリ
200万円です。
目標達成のために支出・収入の目安も設定しました。そこからFIRE達成の重要な指標である貯蓄率を算出しました。
・支出目標:330万円
・収入目標:530万円
・貯金目標:200万円 (貯蓄率:37%)
目標が高すぎてもヤル気の喪失につながるため、2021年の実績から達成できそうでできなそうなギリギリラインで設定しました。

上のグラフは「30代の平均貯金総額」の割合です。(出典:マイナビニュース)
貯金総額ですら200万円に達していない層が50%もいることを考えると、年間200万円の貯金目標はとてもハードル高く感じてしまいます。
しかし、わが家は「年間200万円」の貯金達成できると踏んでいます。

なぜこの目標金額で行けると踏んだか?「設定根拠」はこちらの章で説明しています
本題に入る前に、わが家の状況を紹介しておきます。同じような状況のかたでFIRE目指して家計管理頑張っている方の参考になれば嬉しく思います。
■家族構成
夫:30歳、化学メーカー勤務(一般職)
妻:30歳、専業主婦(扶養)
長女:0歳、乳幼児(扶養)
■基本情報
家:アパート(2LDK)
車:1台(コンパクトカー)
保険:医療保険(夫婦)、終身保険(夫)
・FIRE目指し家計改善を頑張っている
・貯金ができなくて困っている
・他人の収入、支出の状況が気になる
私は貯金のために一番大事なのは「1年間でどれくらし支出するか」「年間予算」を立てることだと考えています。
貰った給料を何も考えずに使っていては、いつまでたっても貯金なんてできません。(辛口コメントすみません・・)
毎月の支出の目安にするのは「給料」ではなく「予算」です。そして予算は給料が余るように設定すんです。たったこれだけです。

実際に2022年のわが家の予算も公開しつつ「貯金」につながる「予算」の立て方を紹介していきます!
貯金のためには「予算」が必要?

貯金のために「予算」は無くてはならない超重要な存在だと私は考えます。
予算がないと月々いくら使っていいのか具体的な「数値」で把握できないので、家計があいまいな管理となってしまいます。
人は自分に甘いため数値目標という明瞭な縛りがないと「まっいっか」を繰り返し支出が増えて貯金できません。
「予算」をたてて目標の貯金額を達成するための「支出」を逆算することで「数値目標」をつくりましょう。

仕事の目標でも大事ですよね?「数値目標」

わが家では「Zaim」という無料の家計簿アプリを使って予算に対する支出額を可視化しています。
数値に加えてグラフで直感的に残額を認識できるのでかなりおススメです。(格ゲーのHPみたいですね笑)
Zaimのアカウントは多数で共有できるので、それぞれ使った人が支出実績を入力していけば夫婦でも負担は偏らないです。


Zaimの機能として銀行口座、クレカを連携させて資産残高管理も簡単にできちゃいます。
予算の立て方を説明します!

①目標貯金額を決める
無理のない目標貯金額を決めましょう!
決め方は「200万円くらいからな」とざっくり決めてしまうのもアリですし、「10年後に2,000万円の家を買いたいから200万円」とより具体的に決めるのもアリです。
後者の方がモチベーションにはつながるかもですが、無理に考える必要はありません。とりあえずで決めてしまいましょう。
わが家の場合は、昨年(2021年)の収入と支出の実績は考慮した上で無理なく貯めれそうな目標として「200万円」と決めました。
FIRE目指しているとか言っときながら結構いい加減な方法で金額決めちゃってますが、これくらいの緩さでいいと思ってます。
あまりガチガチに管理し過ぎると生活が楽しめなくなりそうですし、FIRE達成までの「道中の生活」も楽しみましょう!

FIRE達成の最短ルートは「ガチガチ管理」ですが、遠回りになっても「緩め管理」で楽しくいきたいですね!
②支出・収入の傾向を把握する
過去の実績から傾向を把握しましょう!
支出の傾向把握
目標貯金額は「ざっくり」でよかったですが、支出の傾向把握は「精度よく」確認しましょう。
1年間家計簿つけて傾向把握するのがベストですが、最低でも1ヵ月間は家計簿つけて支出の傾向を把握してください。
ポイントは漏れなく記録することです。前の章で紹介した家計簿アプリ「Zaim」などを活用して記録してみましょう。
記録するときはカテゴリ分けは必須です。予算積み上げの時にもカテゴリ毎に積み上げるので必ず設定しましょう。
カテゴリ分けは簡単で、家計簿アプリにデフォルトで設定されていますし、過不足ある場合は修正もできます。
参考までにわが家の2021年の支出総額は以下のとおりでした。(超嵩みました、、)
☑わが家の支出(2021年)
480万円
また以下の記事で支出が嵩んだ原因を深掘りしているのでぜひ一読ください。細かく分析してるので参考になれば幸いです。
収入の傾向把握
収入の傾向も精度よく確認しましょう。
確認方法は簡単で、昨年の「源泉徴収票」から1年間の手取り額を確認しましょう。
源泉徴収票は毎年12月くらいに発行されるので1月現在はすでに入手できるはずです。会社で確認してみてください。
以下は源泉徴収票の一例ですが②給与所得後の金額=「手取り額」を意味しています。一度じっくり眺めてみてください!

参考までにわが家の2021年の実績は以下のとおりでした。コロナ影響によるボーナスカット影響で2020年よりも下がりました。。
☑わが家の収入(2021年)
①支払金額:650万円
②手取り額:480万円

以上で予算をつくる「準備」が整いました!
③予算金額を積み上げる
支出実績で積み上げ後に調整!
支出実績で予算積み上げ
まずは支出の傾向把握で実践した「1か月分の支出記録」をベースに1年分の予算を計算しましょう。やり方簡単です。
(予算)=(1ヵ月の支出実績)×12
※カテゴリ毎に予算を算出
この計算をカテゴリの数やるだけです。簡単ですよね?
収入・目標貯金額を基に調整
次に1年分の予算の総計(全カテゴリ)と、昨年の手取り実績を比較します。
A(予算総計)ー(手取り)>目標貯金額 B(予算総計)ー(手取り)<目標貯金額
Aパターンの場合は積み上げたままで予算設定して問題ありませんが、Bパターンの場合は予算を下方修正しましょう。
カテゴリごとに積み上げた予算を再確認し、減らしても問題なさそうな部分を見つけてする作業です。
私のおススメは通信費、保険、家賃などの「固定費」を見直すことにより支出を削減する方法です。詳しくは以下の記事ご覧ください。

以上、予算の積み上げ方法でした!実践できそうでしょうか?

次はわが家で実際に積み上げた予算を紹介します!
2022年わが家の年間予算を公開します!



合計:3,340,092円 (27.8万円/月)
食費:3.1万円/月

ミールキットで時短家事!
たまには家でプチ贅沢!
食費は31,000円/月としました。去年の実績とほぼ同じ金額で予算を設定しました。
昨年12月に娘が誕生して時短目的でコープのミールキットを継続利用しているためそれは考慮しました。
また、おうち焼肉やピザパーティーなどたまにはプチ贅沢することもできる金額設定となってます。
予算内で楽しみながら食生活送りたいと思ってます。

料理については妻にお任せしてしまっております、今年も1年間よろしくお願いします!
日用品:1万円/月

楽天お買い物マラソンを活用していきたい!
日用雑貨の予算は9,667円/月で、より詳細な内訳は以下で示す通りです。
- 日用品:8,000円/月
- 化粧品:1,667円/月
去年の実績よりも安く設定した理由は、妻の化粧品の予算を少なく設定したためです。(育児中で外出も少ない故の判断です。)
日用雑貨支出節約のポイントは楽天お買い物マラソンの活用です。去年は1年間で86,000ptを荒稼ぎしました、バカにならない金額です。

楽天さん!今年もお世話になります!
小遣い(夫):2.8万円/月

「自己投資」に使っていきたい!
私の小遣いは28,000円/月に設定しました。去年の実績を考慮して去年の30,000円/月から2,000円少なくしました。
従来、私の小遣いのほとんどは「飲み会」に消えていくのが恒例でしたが、コロナで飲み会も少なくなり小遣いが余るように、、
なので今年のテーマは「自己投資」に小遣いを使うことです。去年も本やブログのサーバー代などに自己投資しましたが、今年はもっと金額増やしていきたいです!

「浪費」⇒「投資」へシフト!
小遣い(妻):1.5万円/月

「外」で楽しく使っていきたい!
妻の小遣いは15,000円/月としました。去年の実績と同程度の金額で設定しました。
平日は娘のお世話でお小遣い使う暇もないくらい忙しい日々を送っているので、休日私がいるときに色々外出したいと考えてます!
もうちょいコロナ落ち着いてきたら、美味しいごはん食べに行きたいな!

旅行にも行きたい!
美容・衣服:1万円/月

ユニクロ!GU!西松屋!
美容・衣類は10,583円/月としました。詳細な内訳は以下のとおりです。
- 美容院:4,167円/月
- 洋服:5,833円/月
- クリーニング:583円/月
美容院は私も妻も3か月に1回しか行かないのと、私が4千円、妻が1万円程度のサロン利用を鑑みて設定しました。
洋服は最近は夫婦そろって「ユニクロ・GU」にお世話になっているのと、娘も「西松屋」を利用しているので低コストです。
ユニクロ・GU・西松屋に共通してるのが低コストなのに高品質な点です。今年もヘビーユーズさせていただきます。

店舗数も多く町に1店舗はあるのでありがたいですね!
医療・保険:1.7万円/月

保険は必要最低限!
医療費は17,155円/月と設定しました。内訳は以下のとおりです。
- 夫終身保険:6,592円/月
- 夫医療保険:2,815円/月
- 妻医療保険:2,748円/月
- 病院・薬:5,000円/月
大半は保険費用です。終身保険は私の身に何かあった時のために、家族を養うための収入を保証してくれるものなので必要です。
医療保険は掛け捨てかつ必要最低限の補償内容で加入しているものの、最近必要性を感じなくなってきたので今年中に解約するかもです。(固定費削減にもなりますし)
病院・薬は昨年の実績と娘の予防接種や診察費を考慮して金額設定しました。

医療費控除も上手く活用していきたいです!詳しくはこちらの記事で解説しています!
通信:0.6万円/月

楽天モバイルで大正解!
通信費は6,202円/月としました。詳細な内訳は以下のとおりです。
- 携帯(2人分):3,256円/月
- ネット回線:500円/月
- 動画サービス:2,446円/月
携帯は2人と楽天モバイルを契約しており、これまでの実績から私は2,178円/月(3~20GB)、妻は1,078円/月(1~3GB)で予算設定しました。
1年間無料キャンペーンが今月で終了予定で3月からは料金が発生するので、今年は予算に織り込む形にしました。
楽天モバイルに契約しようか迷っている人いたら以下の記事を読んでみてください!参考になるかと思います。
ネット回線については今のアパートは無料で使い放題です。ただ、今年は夏以降に転職で引っ越す可能性大なのでその分の費用を見込んでいます。
動画サービスはNetflix、アマゾンプライム、NHKの利用を今後も継続する見込みです。(NHKは忘れがちなので要注意です。)

数年前まで通信費の大半は「携帯」でしたが、劇的に安くなりましたね。ありがたい
水道光熱費:1.2万円/月

電気代を下げていきたい!
水道光熱費は12,000円/月で設定しており、詳細は以下のとおりです。
- 電気:5,000円/月
- 水道:3,500円/月
- ガス:3,500円/月
一番ウェイトが大きいのが電気です。昨年末に色々検討した結果東京電力から「あしたでんき」に乗り換えましたが効果やいかに?
過去の記事で新電力を比較シミュレーションした結果、あしたでんきが最安値という結果になりました。詳細は以下の記事です。
水道、ガスは昨年の実績を基に設定しましたが、ちょっと高いので費用抑える方法を検討していきたいですね。

電気代の値上がりが地味に痛い。。ボディーブローのように効いてきます。
家賃:8.9万円/月

引っ越し費用がバカにならない!
現状の家賃は65,000円/月なのですが、転職する可能性があるため引っ越し費用を加味した金額設定としました。
引っ越し費用は時期・物量・移動距離にもよりますが20万円程度の相場くらいの費用で見込みました。(お高い!
また今の会社は住宅補助が5割程度出ていますが、年々割合が減らされており賃貸暮らしの世帯は苦しくなってきてます。
転職後は補助があるかどうかも分からないので、なるべく家賃の安い住まい選びをしていきたいところです。

引っ越し恒例の「築年数にこだわらない勢の私」と「こだわる勢の妻」の駆け引きが始まります笑
車:1.2万円/月

ガソリン高騰により大ダメージ!
車費用は11,013円/月と設定しており、詳細は以下のとおりです。
- ガソリン:4,500円/月
- オイル交換:333円/月
- 自動車税:3,300円/月
- 自動車保険:2,880円/月

レギュラーガソリン価格が高騰してきています。1年前と比べると25円/Lも上がっており、30L入れたとすると700円もの金額差があります。(痛い)
ガソリン給油は月1回ペースではありますが、高騰を加味して4,500円/月で予算設定しました。
わが家の旧式のコンパクトカーの自動車税は39,600円/月もかかってしまうので、月々3,300円積み立てるような設定としました。
自動車保険は昨年、料金格安のSBI損保に乗り換えることで固定費大幅削減となりました。自動車保険料金の比較検討しているので以下の記事を参照ください。

車は金食い虫なので出来れば持ちたくないです、、都会に暮らしたい。
税金:0.7万円/月

今年もやりますふるさと納税!
税金はふるさと納税実施する「9万円」を月々7,500円ずつ積み立てる設定としました。
昨年は米、フルーツ、日用品と様々なありがたい返礼品を頂きました。今年もふるさと納税活用していきます。
納税サイトはもちろん「楽天ふるさと納税」をおススメします。お買い物マラソンのタイミングでポイント荒稼ぎしましょう!

今年も楽しみです!
大型出費:3.1万円/月

大型出費の見積もりは超大事!
大型出費は31,520円/月のペースで積み上げる設定としております。出費が予想される費用内訳は以下のとおりです。
- 旅行:10,417円/月
- 家具:3,333円/月
- 家電:833円/月
- 住民税(妻):16,667円/月
まずは旅行ですが、私の実家に2回、妻の実家に3回帰省する費用を見込んでいます。コロナでタイミング難しいですが、娘にも会わせてあげたいので何とか調整して帰省したいです。
家具は引っ越し後に必要になるものと、娘のおもちゃの費用を見込んでいます。家具はニトリとかでなるべく安く上げたいです。
昨年まで働いてたので、今年も妻の住民税がかかってくるので予算として見込んでいます。来年以降は0になる見込みです。

去年は大型出費の赤字で泣きを見たので、今年は黒になるように頑張ります!
冠婚葬祭:0.8万円/月

結婚式は参加したい!
今年出席予定の結婚式のご祝儀を見込んでいます。
昨年はコロナで中止になったり、そもそも開催しないカップルが多かったと聞きます。
今年も何とも言えない状況ですが、中止にならないことを祈るばかりです。

結婚式は美味しいコース料理が楽しみです!
まとめ「まず家計簿をつくろう!」

合計:3,340,092円 (27.8万円/月)
長々と書いてしまいまいたが、参考になる部分ありましたでしょうか?
予算を立てたり、貯金額を決めたりする前にまずは「家計簿」から始めてみましょう!
家計簿は家計管理の第一歩です。
最近の家計簿アプリは優秀でズボラな私でも続けられるようになってますし、過去のデータ眺めるのも結構楽しいですよ!
ではまた!
コメント